2010年6月6日日曜日

ラデュレ サロン・ド・テ(LADUREE-TOKYO)

ラデュレ公式サイト
ラデュレ サロン・ド・テ紹介サイト
日本橋三越3階にあるフランスの老舗カフェ「ラデュレ サロン・ド・テ」を訪れました。
こちらは19世紀のパリを思わせる素晴らしい店内で、ティータイムを過ごせるということなのですが、風の噂では紅茶が不もなく可もなくだとか・・・。
店へ行ってみると、紅茶は1,000円台~で、それは如何なものかと思うわけです。
正直なところ、同じ日に別のカフェと天秤にかけて向こうを取りました(笑)
しかし、ショーウィンドウに並ぶケーキが大変魅力的でして、お茶はせず持ち帰りでケーキを買ってみました。
「イスパハン(880円)」
こちらのショップはイタリア生まれのマカロンに始めてクリームをサンドするという
現在主流になっている「マカロン」を初めて作った店として有名だそうで、
そのマカロンをケーキにアレンジしたものです。
大きなマカロン生地の中には、フレッシュなラズベリーとライチと花のクリームが入っています。
ラズベリーの甘酸っぱい感に、ライチの甘さが不思議なほどよく合います。
花のクリームはこの2つの引き立て役です。とても美味しいです。
ところでトッピングは、バラの花びらが乗っているのですが、これは食べられるのでしょうか?(笑)


「ミルフィーユ・シトロンベール(820円)」
ミルフィーユにシトロンとしょうがベースのクリームがサンドされたものです。
とてもスパイシーな味わいの珍しいタイプのミルフィーユ。











「 サントノレ・ピスタッシ・グリオット(880円)」
ピスタチオクリームたっぷりのタルトです。
クッキー生地とシュー生地をベースにして、クリームの中にダークチェリーが入っています。たっぷりのクリームをダークチェリーの酸味で飽きさせない様にアレンジされたヨーロッパ的なケーキです。


こちらを今回はがるがん鳥さんに食して頂きました。
サクサクのベース生地が中々美味しいそうです。


こちらのケーキはどれも800円台からとお高めなのですが、サイズがヨーロッパサイズの物もあり、小ぶりなタイプは味が濃い目ですので、ティーポットにたっぷりのお茶で時間をかけて1品を楽しむことが出来ると思います。
マカロンの老舗なだけに、この3点の中では「イスパハン」は逸品といえます。お薦めです。

2010年6月5日土曜日

米国ドラマ「FlashForward(フラッシュ・フォワード)」

日本で最近話題になっているABCのドラマ「FlashForward(フラッシュ・フォワード)」をどんなものだか観ました。
すごい人気だって日本のマスコミが言っていたので。

ABC局の公式サイトにて視聴。
近いうちに日本でも放送予定ということで、内容は触れませんが「なかなか面白いのでは?」という感じでした。ただ、しっかり毎週見ないと話が「Forward」というだけに、前後に行ったり来たりする様でアメリカ人の苦手そうなパターンだなと(笑)
なんせ、一話完結のCSIでも一話見逃しただけで大騒ぎしてネットに書き込む人々ですから。
ドラマは見切れないほど放送されているし、途中で話が分からなくなったのを見直すほど暇もないだろう。
そんなだからか?初め人気があったシリーズでしたが、途中から視聴率がガタ落ちだったとかで、1シーズンで打ち切りになったそうだ。

通りで、話題のドラマというわりに噂聞いたことないと思った(笑)
日本のマスコミ、早とちりで過剰反応して大々的に宣伝してますけど・・・。

SENSE(センス)Teaconer(マンダリンオリエンタル東京)


今回は、用事があって日本橋までやってきました。
日本橋といえば、江戸時代から八百八町の商いの中心地?で良かったかなと。
この日本橋でとても人気のティールームがあるということで、ちょっとお茶してみることにしました。

「マンダリンオリエンタル東京」の37階にあるティールームです。
SENSE Teaconer公式サイト
だいたいお茶が1,000円台からです。デザートや飲茶も1,000円台からとビルの高さと合わせてお値段もちょっとお高めですが、サービスとくつろぎの空間としての価値はそれに似合っています。

眼下に広がる東京の街、その先には建設中のスカイツリーが見えました。
東京の街はごみごみしていますが、夜景で見たら綺麗でしょうね。


さて、マンダリンオリエンタルオリジナルブレンド(1,300円※別途サービス料10%)
烏龍茶ベースにベルガモットとマンダリンフレーバーのホテルの誕生に合わせて作られたオリジナル中国茶だそうです。
「マンダリンはマンダリンなだけに?」と訊ねると、スタッフ「そうです。」と笑顔。
烏龍茶の中でも、お茶の色は金色。さっぱりとした味わいです。
漂うベルガモットの香り、飲めばさっぱりとした烏龍茶、後味にマンダリンの柑橘の甘酸っぱい香りとバランスが絶妙です。


これは中々奥が深いですね。
お茶に添えられた菓子は、中国系のクッキーです。バターの油分がない軽い仕上がり。お茶が非常に繊細でさっぱりしていますので、控えめなクッキーはよく合うと思います。
中国茶ですので、お湯は何度でも注ぎ足しで頂けます。
私は時間的に二煎まででしたが、このお茶は一煎目はマンダリンの香りが濃く、二煎目では烏龍茶の渋みが少し際立ち始めといった具合に味わいの変化も楽しめて、じっくり時間をかけて頂きたい。

東京の風景とお茶をゆっくりと味わう癒しの空間ですね。

ところでデザートですが、メニューに綴られる単語の一つ一つが目移りしてしまうほどの魅力に溢れていました。迷いすぎてしまって選べない・・・迷宮入りしてしまいました(笑)

それにしても、素晴らしいお茶空間でした。また行きたいです。

2010年6月1日火曜日

違いが分かるおかめいんこMoenchhofを飲む


4月にカリフォルニア(ロサンゼルス)に行ってきました。
それで、レストランで勿論地元カリフォルニアワインをお薦めで持ってくるだろうなと、ウェイターさんにお任せしたら、お薦めされたのがドイツの「Moenchhof Urzig Wuerzgarten Spaetlese Mosel-Saar-Ruwer 2003」というワインでした。

カリフォルニアなのに何故にドイツなのかと思ったんですが、これが美味しかったのです。
で、実は我が家のがるがん鳥さんはワインが大好きでして、これは飲んでいただかなければならないでしょう(笑)

しかし、日本に帰ってきてから同じワインを探したのですが、これがなかなか見つからずやっと見つけたのが写真の同ブランド2006年ものでした。アメリカで頂いたのは2003年もの。
海外ではアメリカの有名なワイン雑誌で、毎年世界100ワインに厳選される有名ブランド。どこでも販売しているのですが、日本では滅多に見られないワインらしいです。

というわけで、手に入れたワインをがるがん鳥さんに試飲して頂きました。気に入って頂けた様です。
かなりの量をがぶ飲みしていました(笑)

味としては、アメリカで頂いた2003年物よりちょっと渋味があるなと感じました。2003年物はかなり甘味があって静かな味だと思ったのですが、2003年に比べて2006年物はアルコールのツンとした感が印象強い。

と思って瓶を見比べてみると2003年ものは「Spaetlese」つまり「高級、主な摘み取り時期から遅れた時期の熟成度の高いタイプ」
2006年は「Riesling Kabinett」といって「やや高級、2から5年で飲み頃タイプ」なんだそうだ。

ワインってそれほど興味なかったのですが、こうやって見聞すると奥深いですね。


ちなみにこちらのワイン、かなり薀蓄もしっかりとしていたのでご紹介しますと
1177年に教皇アレキサンダー三世により開かれたモーゼル川流域の修道院から始まったワインセラーで、1804年ナポレオンの手により宗教から離脱させられ、のちに現在のオーナー一族であるEymeal家がパリのオークションで買取、経営にいたるそうです。
非常に歴史のあるワインセラーな様ですね。

Moenchhof公式サイト(ドイツ語、英語のみ)
ワインプラスコムによるMoenchhof紹介(ドイツ語、英語のみ)

今ユーロ安ですし、ドイツの醸造元に直接頼んで2003年送ってもらえるものだろうかと思案中。
それにしても何故にこのワインは日本ではあまり見かけないのでしょうかね。
日本人ってボジョレーで本国フランスより盛り上がるのに世界100ワインには興味ないのですかね。