2010年7月31日土曜日

おかめにとっての富士山

飼い主が、大変な思いをして富士山から帰還。
おかめいんこは待っていた・・・
飼い主さんの無事姿を・・・いや

おかめいんこが待ていたのは、その手に持たれたお土産の手提げである。

富士吉田口にある土産物屋さんの名物「富士山メロンパン(250円)」です。
焼きたてが一番美味しいですが、冷めても美味です。
富士山の上にかけられたココアパウダーが、アクセントになって他のメロンパンとはちょっと違うお味が良いのかも。

がるがん鳥さんは、緑の表面の甘い部分が特にお気に入りで、剥がしてその部分ばかり食。
写真で見ても分かるように、あごをパンの上に乗せて口にかきこんでいます。
こんな食べ方する小鳥なんて見たことあるでしょうか・・・。

つれづれ・・・富士登山

28~29日の1泊2日で富士登山へ行ってきました。
富士登山するのは30年ぐらいぶりです。
トレッキングするのも5年前にセドナでメサやネイティブアメリカンの遺跡巡りなんぞ以来です。


今回は、以前アルバイトでお世話になった職場の方達のお誘いで、ガイド付きのツアーに一緒に参加しました。
この日の天気は、山頂に雲がかかり5合目からは時々山頂が顔を出すのを確認できる程度。
山梨県側の富士吉田口を13時に出発して、7合目に着いたのが16時過ぎ頃。


途中、濃霧と小雨もあったが、Tシャツ1枚でも十分な気温で快適な登山。

7合目の山小屋に着いた時には、こんなに良い天気。
この時は、景色に見とれて気づかなかったけれど、こうして写真で見ると上空の雲の筋がかなり乱れている。
これは、この後の天候をすでに予報していたのかも知れないです。


分かりにくいですが、尾根の西側に虹がかかり登山客みんな歓喜。




・・・・・・でも、天気が良かったのはここまでだった。

21時、剣が峰こと最高峰の一番乗りを目指して出発。
山頂は目の前という8合目5尺の3450メートル地点で、ガイドさんが危険とみなして山頂への登山は中止。
下の写真は、山頂登山中止が宣告された時に居た山小屋の看板。
あと、326メートルだったのに・・・。


風速13メートル。
深夜8合目の山小屋まで引き帰し、ご来光を見るために天候の回復を待つ。

しかし早朝4時、ご来光どころか雨脚は強く嵐になっていた。
ガイドさんの判断で即下山することになる。
真っ暗で暴風雨の中、下山を開始すると、山小屋を出てすぐのところで、女性が助けを求める声。
遭難寸前の小さな子供連れの家族がいた。ガイドさんが声をかけて、何やらアドバイスしていた。
たぶん、すぐ上にある山小屋に行くか、一緒に下りる様に指示していたのかと。
何も見えない雨風の中、3時間かけてやっと5合目に到着。
みんなぐったりでした。


5合目で聞いた情報では、この日の山頂は風速20メートル。すべての山頂登山ツアーは中止になった。
私たちの参加したツアーが8合目5尺で中止を判断したのを基準に、他のツアーも中止になったらしい。
そして、単独で山頂へ登った方が1名死亡した記事が翌朝の新聞に載っていた。
どこかですれ違っていたかも知れない。ご冥福をお祈りしたい。



5合目で名物だというこんなものを発見。
富士山の形をしたメロンパンです。
1個250円で、3個入りBOXは1,000円(税込)。
冷めても美味しいですが、焼き立てをご馳走になったのですがこれが格別美味しく感じます。
あまりメロンパンって普段食べないのですが、これは食べなきゃ損する味です。

これは、我が家のがるがん鳥さんにも是非食してもらわないといかんでしょ(笑)

それにしても、危険な登山でした。
霊峰富士は、スピリッチュアルだというけれど「エネルギーもらうどころか吸われた。」と一緒に行ったTさんの感想に同感(笑)
私としては、セドナの方が何十倍ものエネルギーを感じた。波長が違うのかな・・・。
今度登山するならセドナへ行きたいなと。

おかめいんこも夏バテする


日中エアコンにあたりながら居眠りするおかめいんこ。
今年の夏の暑さにはさすがのぴぃこも夏バテの様子。
羽を膨らましてますが、顔がげっそりしています。
しかし羽を膨らませて、エアコンの冷風にあたるって体に毒なんじゃと思うのですが、エアコン消すと怒るんですよ、この鳥(汗)

そんなおかめいんこを見かねた母の提案で今年も土用の丑の日は、「千年屋」のうな重。
千年屋は、横須賀中央駅から平坂を上ったところにあります。
日本で指折りかも知れないほどうなぎ通の間では有名な店。

米、うなぎ、たれの仕込みの醤油、備長炭まですべて店主のこだわりが感じられるうな重は、至福の逸品。


がるがん鳥は、携帯のカメラがブレるほどの動きでパクついとります(笑)

2010年7月26日月曜日

つれづれ・・・Glacier Express

'Glacier Express'とは、スイス観光で人気の「氷河特急」です。
最近起きた事故が、日本人が犠牲になったこともあり日本ではニュースで大きく報じられてます。
今朝のニュースでは、たった二日で運行を再開したことに対して、日本では少々非難の報道。
これは、お国柄の違いであるので、ドイツ留学の時にDBで大きな事故があって乗客に死亡者が出たけれど、その時も1日で復旧していた。

亡くなられた方にはご冥福をお祈りします。



ところで、話題になって改めて思う。これは私も一度は乗りたいと思っていた列車なのだ。
日本からのツアーですと氷河列車に乗れるツアーは30万円から40万円もする。しかも添乗員付きで団体行動厳守。
・・・絶対無理です。

で、気になった。
氷河列車の運賃はではWas kostet das?(幾ら?)
というわけで、調べてみました。
Glacier Express運賃表(英語版)より

ザンクト・モリッツ(St. Moritz)から、ツエルマット(Zermatt)間は片道
1等車:147.35ユーロ 2等車:88.65ユーロ

座席指定料金
夏期:22ユーロ 冬期:9ユーロ

車中食(ランチケータリングサービス)
本日の料理(1皿):19ユーロ 3皿コース:28ユーロ

・・・ということらしい。
フランスのタリスと違って、食事は別料金というのは少々驚きです。

これで、例えば1等車で指定席を取って、コース食事付の夏の旅ならば片道:197.35ユーロ
日本円(1ユーロ=120円)で、23,682円ということのようで。
・・・2等車で十分かなと思う。

2010年7月24日土曜日

奈良「豆腐庵こんどう」と平城京

祇園祭を観に遥々京都へ行ってきました。
祇園祭を堪能と思ったのですが、お隣の奈良で今年は平城京遷都1300年・・・

せっかくここまでやってきて平城京を見ずに帰るのはもったいないかなと、奈良まで足を伸ばしてみることにしました。


今回は、奈良で豆腐といえば「近藤豆腐店」といわれるほど有名な豆腐専門店とちょこっと平城京を見聞します。



「1300年の平城京が、見聞始まってすぐについでになっている」とお思いの方、読めばわかります。


奈良町豆腐庵こんどう公式サイト
「豆腐庵こんどう」さんは、近鉄奈良駅からなら徒歩10分の奈良町と呼ばれる歴史的な趣のある町家造りの家々が軒を連ねる一角にあります。










レトロ感いっぱいの店内と、町家に涼風を運び込む中庭。









お料理は昼のコースが2種類ある中から、「雪 豆腐堪能コース(2,000円)」



豆乳鍋から始まり、汲み上げ豆腐、こだわりの大豆の煮物、豆乳、田楽、湯葉、白和え・・・

と「豆腐だけでこれほど味に富んだ料理が食出来るとは!!」とまさしく「堪能」するコースです。
こんな美味しく創作性のある豆腐料理を地元でも食べてみたいものだなとつくづく思いました。





















豆腐料理を堪能したら、近鉄奈良駅から電車で10分ほどの「大和西大寺駅」へ
駅南口から徒歩10分、商店街と住宅地を通って平城京へやってきました。


平城京への道のり、大豪雨でずぶ濡れになりました。
水濡れから守るためにカメラはバックの中に非難、写真はありません(涙)




平城遷都1300年公式サイト


会場へ着くと雨は更に勢いを増し建物の下に避難ししばらく待機。
やがて、カラッと雨が上がりこんな写真の感じです。
雨上がりの大極殿と前庭・・・
前庭はまだ整備が不十分で何もない原っぱです。
1300年前にはここにはきっと貴族の館やその他色々あったに違いない。
再現して是非見せてもらいたいものです。



平城遷都1300年と聞きやってきましたが、現実は整備がまだ完璧ではない様子。
大極殿を目指し歩いていると、大極殿の後方に地響きと共に落雷発生。
平城京の会場では避難勧告が発令されて・・・


「近くの建物に非難して下さい!」という係員さん達の指示により
なんと、大極殿に非難することに。
で、非難した大極殿内です。




大極殿も落雷のおかげでじっくりと見たところで、会場内でご当地グルメを戴きたいなと思い探してみる。
途中、遷都くんに遭遇、なんだか手を振ってこちらに近づいてきた。
しかし、ずぶ濡れで疲れ果てた私には手を振り返す元気もない・・・。
周囲の観光客もほとんどが疲れてフラフラな様子。




フラフラしていたら、地元の牧場直営のお店を発見。
こちらのアイスクリームを食。
さっぱりしていて美味でした。
飛鳥ミルク公式サイト


帰りは、会場から出ている無料送迎バスでJR奈良駅へ。
もうぐったりだったのでこのサービスは大変ありがたかった。
会場がもう少し整備されてから見たかったかなと思う「平城遷都1300年祭」かな(笑)

つれづれ・・・CBSニュースより「ダースベイダー今や銀行強盗?」

CBSから配信情報で面白いニュースが送られてきた。
現地時間7月22日木曜日にロングアイランドにある銀行にダースベイダーが強盗に入ったというニュース。

惑星を破壊され地球にやってきたダースベイダーは、すっかり落ちぶれて銀行強盗!!
しかも、フォースもライトセイバーも使えず、拳銃を使った強盗であったという記事。
そりゃ、本物じゃないからフォースもライトセイバーもないでしょ(笑)ていうか、本当にライトセイバー持っていたらそれはそれですごいぞ(汗)と思わず言いたくなるけど、アメリカらしい話題で傑作です。
CBSニュース"Darth Vader Robs Bank; Suspect Uses Gun - Not Force - in Robbery"

そういえば、何年か前に横浜の東急ハンズへ行ったら入り口に何故かダースベイダーがいて、何かのイベントをしていたのだろうと思うんですけれど、行き成り斬りかかってきて物凄くびっくりした。あの時はライトセイバーがちょっとほしいと思った。ついでに剣道習おうかと思った。またどこかでダースベイダーにあったら今度こそ本当に斬られるかもしれないし(笑)

2010年7月23日金曜日

つれづれ・・・その企画に乗ってみた

今回は、いつもと志向が違いまして、

「ドンドン!全国のくだらない変なスナックの名前大募集ぅ~!」という企画に対するつれづれです。


「くだらない変な」というよりある意味店としてはかっこいい系?
更に「スナック」というより「バー」?かもですが・・・宜しいでしょうか、鈴川さん?(笑)

ご紹介するお店は神奈川県横須賀市衣笠栄町にあるこちら


「JAIL HOUSE」和訳「留置場」です。
ほら、和訳するとすごい名前でしょ(笑)







この店にはこんな看板もあり

子供の頃、ご近所に住んでいたのですが、誰かが本当に馬で来るのだろうと思っていつもドキドキしてました。
実際馬がつながれていたのは見たことないですが、よくバイクはつながれていたり。
なので、もしこの店へ行くときは是非愛馬(バイク)で!!


「WANTED(指名手配)」メニュー表はドルで書かれていますが、支払いは円でOKのはずです・・・たぶん。
ついでに、店の中は本当に留置場の様らしい、ということで西部劇好きの方にも是非お薦めなお店です。

食べログより「JAIL HOUSE」紹介

2010年7月21日水曜日

JEAN-PAUL HEVIN「Douceur(ドゥスール)」

ジャン=ポール・エヴァン公式サイト

先日京都へ祇園祭を観て来たので、祇園祭の見聞を書くつもり・・・がちょっと休息。

用事があり新宿へやって来ました。
実は、ここ数日何故か頭痛が酷く、ちょっとバテ気味でしたが、新宿でこちらを発見。
六本木にお店があるのは知っていましたが、新宿伊勢丹地下にも出店しているとは。
その昔、チョコレートは頭痛の薬として飲まれていたというのもあり、ショコラーテ(ドイツ語のチョコドリンク)大好きというのもありまして、立ち寄ってみました。
これは、フランスのお店・・・フランス語だとショコラーテはなんと言うのでしょう???
たぶんショコラ?とりあえずショコラということにしておきましょう(笑)

「Douceur(ドゥスール)」という、パンケーキに生クリームとメープルシロップ、それに好みのホットショコラをセットにしたもので1,260円。
ホットショコラは数種類から選べます。今回は「パリジャン」というお店のお薦めの物を戴いてみました。
ホットショコラは、原産国などによって違うカカオの味が色々楽しめます。夏季限定のコールドドリンクもあり。

甘すぎない生クリームとメープルをたっぷりかけて、パンケーキはしっとり柔らかく美味です。
甘さの中にカカオのコクがグッと後から伝わってくるホットショコラは、濃厚な様で後味はサッと消える感がありとても飲みやすいです。

たっぷりのメープルと生クリームをかけたパンケーキは、あくまでこの店では脇役。
食べ終わってみると、普段なら引き立て役のはずのショコラがしっかり主役だったなと感じます。
ショコラティエの職人技を味わえる逸品でした。

2010年7月19日月曜日

丸太町「十二段家」

丸太町十二段家公式サイト



祇園祭の京都を訪れています。
京都の食といえば、やはりお茶漬けこと「ぶぶ漬け」に興味が湧きます。
数年前にミシュランガイド京都が製作された時、どの店を訪れても出される「ぶぶ漬け」という料理にミシュランガイドスタッフ達は何を思ったのか3つ星をつけたとか。店ではなくこの京都の伝統料理自体が素晴らしいと評価したということですが、ぶぶ漬けを出した時のお店の心情は色々察しられますが(笑)

今回は、京都でお茶漬けといえばこの店と言われるお店を訪れました。

お茶漬けのセットで一番基本の「すずしろ(1,050円)」。
おひつご飯、赤だし味噌汁、ぶぶ漬け、卵焼きのセットです。
ご飯は一膳目はそのままで、二膳目でお茶が登場してお茶漬けにして戴きます。

あっさりとして素材の味を噛締めるごとにしみじみ感じるぶぶ漬けと、濃い味の味噌汁にご飯。これだけで、お茶漬けを忘れて思わず完食してしまいそうです(笑)
そして、焼き立ての卵焼きが上品な出汁とフワフワとした食感で感動する逸品。

本当に、ついついおひつを空にしそうになってハッと気づく。
「いかんいかん、お茶漬け食べないと」(汗)
そう思う頃に急須に入ったお茶が登場。
ほうじ茶とさっぱりしたぶぶ漬けがすすっと胃に優しい感じです。

店はひっきりなしにお客さんが引き戸を開けてのぞいていきます。
一目見て満席の席を見ると静かに退却していく。「また来ればいい。」そんな様子はきっと地元、常連さんなんでしょう。そんな常連さんに愛されている店なんだろうなと。

甘味専門店「月ヶ瀬堺町店」

月ヶ瀬公式サイト


祇園祭真っ只中の京都へやってきました。
気温は30度を超える盆地の京都市内はとても蒸し暑いです。
そんな蒸し暑さの中、京都御所を見学(別の見聞にて紹介します。)してきました。やっぱりこれだけ暑いと「かき氷」でしょう・・・というわけで、京都の甘味の老舗でかき氷を見聞することにしました。

かき氷がお目当てで訪れたのが、老舗の「月ヶ瀬」というお店。京都市内には3店舗あるようです。
百貨店にあるお店は冷房が効き過ぎてかき氷を食べる心境が無くなるとか、なので京都御所からも近く路面にある堺町店へ(笑)

かき氷の前にお昼時でしたので、境町店限定の「月膳(850円)」
ちりめんご飯、生麩田楽、すまし雑煮、甘いもの(4種類の中から選べる)を頂きました。
生麩田楽はもちもちフワフワで美味です。
ちりめんは、山椒のピリッと感控えめで優しい味わい。
すまし雑煮は夏に雑煮?と思いきや上品な吸い物はちりめんご飯によく合います。
甘味は蜜豆、豆はほどよく甘味があり寒天は水が良いのかほのかにやさしい甘味、豆と寒天の食感のバランスよい。
甘味を食べてかき氷に期待が高まり(笑)

宇治金時(788円)
ふわふわの氷は、たっぷりの抹茶でしゅわしゅわと溶けていってしまう。そのぐらい柔らかい氷は口の中ですっと溶けて幾らでも頂ける感じです。
美味でした。地元にもこんなお店がほしいなあと・・・。

中村藤吉 京都駅店

中村藤吉公式サイト

宇治で人気の老舗茶房の京都駅支店です。
京の都には、数ある茶の老舗の中でも特に人気ということで、訪れてみました。

メニューの中心は抹茶の甘味ですが、祇園祭の山鉾巡行の帰りで食事もまだでしたので、「(冷)茶うどんセット(1,050円)」(写真)を頂きました。


茶そばはよくありますが、うどんはちょっと珍しいです。
セットには梅茶ふりかけご飯と、生茶ゼリー、そして京都といえばぶぶ漬け。
梅茶ふりかけ、生茶ゼリーは併設された売店でお持ち帰り用も販売中です。

うどんはそれほどお茶が濃いという感じはしません。セットのご飯の梅茶の味などが濃いからかもしれません。生茶ゼリーも抹茶の濃さをあまり感じないのは何故?
周囲の皆さんが美味しそうに甘味を頂いているのを見て、抹茶カキ氷や十字の紋が描かれた名物の抹茶パフェに目を奪われました(笑)
たぶん食事より抹茶たっぷりの甘味を味わってこそ、美味が感じられるのかなと。
次回はじっくり甘味を味わってみたいなあと・・・つくづく感じる今回の見聞でした。



住所:JR京都駅西改札口前 スバコ・ジェイアール京都伊勢丹3F
TEL:075-342-2303
営業時間:11:00-22:00

2010年7月13日火曜日

つれづれ・・・今月の当たり


西友グループで自社ブランド販売していると思われる86円ぐらいの食パンのキャンペーンで当選しました。
「朝のこだわりグルメプレゼント」の当選品「こだわりバター&チーズ」です。
生産工程にこだわりを持ったバター1点とチーズ3点の計4点セット。
味わって美味しく戴きたいと思います。朝ごはんに食べるのはもったいない(笑)

今月と言いますか先月に当選通知が来て、商品が今月我輩の指定日配達にて送られてきました。
冷蔵品で日持ちしないので、当選者の希望日に贈るという味な心遣いです。

イタリアンジェラート「グロム(GROM)」


GROM公式サイト
表参道をブラブラしていたら、以前は確かラジオのスタジオだったはずのところがアイスクリームショップに様変わりしていました。
原宿はここ1,2年店の入れ替わりが激しいですね。入れ替わりが激しいのは昔からですが、ここ1,2年は表参道はビルが解体されて建て直しも多くて、それで際立って多いと実感します。

さて話はアイスクリームショップに戻りまして、どんな店かなと思ったら、話題のイタリアンジェラート「GROM」ではないですか!!

「GROM」は新宿に昨年登場して連日行列で賑わっていた大変人気の店です。
私も以前新宿の店を訪れたことがあるのですが、その時はオープンからいくぶんか経過した頃でしたが、並ばされました。
以前新宿では、テイクアウトして食したのですが、その時の感想は「大したことないかな・・・」と。
今回は、店で出来たて?もとい盛り立て(笑)を食してみました。

写真のピスタチオとグロムの2種類の盛り合わせをピッコロ(イタリア語の小サイズ)コーンで。
味がまったく違います。これは「美味」です。
テイクアウトした時は、きっと持ち帰る間に味が落ちたのではないかと思われます(涙)

素材の風味がしっかりと出ていてとてもなめらかな味です。
イタリア全土の産地を巡って厳選した素材を探し、拘って作られたジェラートは感動の逸品です。

2010年7月9日金曜日

ベノアティールーム(Benoist)


ベノア公式サイト

英国の老舗紅茶専門店「ベノア」のティールームを訪れました。
数年前に一度訪れたことがあるのですが、その時は見聞録はしていなかったわけで、同じメニューを頂いて是非今回は見聞してみたいなと。

私も数年前に比べると随分と紅茶の知識が増しましたし(笑)



紅茶はダージリンとアールグレイをブレンドしてベルガモットを加えたもの。
ケーキはビクトリア女王が最も好んだといわれるビクトリアケーキです。

紅茶は、ベルガモットの香りがかなり効いています。先日マンダリンオリエンタル東京で同じようにベルガモット入りの紅茶を頂きましたが、マンダリンはそれにマンダリンを加えて柑橘系のフルーティーな甘味を加えていました。
ベノアはベルガモットのみの香りで、えぐみの様な物を若干感じます。
元々紅茶は、タンニンの渋みを熱湯で抽出して、ゴールデンドロップ(ティーポットから注がれる最後の1滴、最も渋い部分)を最高の1滴としているのだから、このえぐみがどんなに強い渋みにも勝ってオリジナル紅茶としての存在感を出すことが出来る。紅茶的には良いのでしょうね。

ビクトリアケーキは、フワフワではないずっしりしたスポンジのケーキです。
渋みのある紅茶に合わせてじっくりと楽しめる味わいです。
ちなみに現在即位のエリザベス2世がお好みなのは、バラの砂糖漬けやジャムを使ったケーキやチョコレートらしい。英国で王室ご用達の店に行くとお気に入りとして紹介されているお菓子には大抵バラが入っていたり(笑)


余談なのですが、今回ベノアを訪れて思わず注目したものがありました。
それは、店の前に飾られた「大紋章」。
中世ヨーロッパ時代から受け継がれる盾に飾られた盾紋から始まる、所謂日本で言う「家紋」です。
盾紋が戦場で使われなくな立派に飾り付けされて家で飾られる様になったのが大紋章なのです。
紋章の絵柄には色々あるわけですが、ベノアの紋章(縦型のデザインの中の部分)には「王冠」が描かれている。
しかも3つの王冠である。しかし、王冠の間には、魚?の様な形・・・この3段に分かれた部分をそれぞれ上から「チーフ・フェス・ベース」と呼ぶのだが、フェスが魚でこれは一体なんぞやと。
しかも、ヘルム(兜)の上にある兜飾りはアヒル?ぽい。いや白鳥?・・・白鳥にしては寸胴な気が・・・
由緒ある家系なのか否か・・・とても不思議だ。
配色は、白、青、赤、金で標準的であるが、白、青、赤で踏んでいるところは、フリーメーソンリーから続く英国、フランスの背景が強く見えて、やはり由緒がある様な、それともユーモアなのか・・・しかしユーモアで大紋章を作れるとは思えないし・・・謎である。

2010年7月7日水曜日

フォションの葛飾北斎エクレア再び


限定発売で昨年食損ねた「フォションの葛飾北斎浮世絵エクレア」です。
今年は逃さずチェックして手に入れました。
実際に生で見て、「すごいな」と感心感心な出来栄えです。
ホワイトチョコレートのプレートに食用色素で絵をプリントしていますね。
中のクリームは塩キャラメル風味で、甘さ控えめで美味でした。
ダ・ヴィンチバージョンも買わねばと。

フォションでは、ついでに今回はケーキを購入してみました。
王道の苺のショートケーキです。
これが、普通のショートケーキとは違うので、再び感心感心(笑)
サンドされた苺ピューレには、苺の甘酸っぱさが凝縮しています。さっぱりした生クリームとふわっとしたスポンジに、しっかりと味を主張する苺ピューレと・・・
苺のショートケーキは、よく苺でハズレくじというのがあると思うのですが、これは大当たりといった感じです。
苺がとにかくしっかりと存在価値を見出しています。

2010年7月3日土曜日

ラ・ベットラ・ダ・オチアイ

ラ・ベットラ・ダ・オチアイ公式サイト

今回は、銀座にある日本で一番予約が取れないといわれるイタリアンレストランの「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ本店」を見聞します。

今回は幸いにも特技?の懸賞応募で当選による来店です。
バリラパスタさんと成城石井さんによる協賛企画の特別ご招待、ゴチになります。

ディナータイムの来店でした。
こちらのレストランは、通常コースは1つ3990円です。
そのコースメニュー(前菜+パスタ+メイン)+デザート+飲み物(コーヒーOR紅茶)付きで戴きました。


まずは、前菜から・・・

左のモッツアレアチーズは、どこかの牧場の名前がついていまして、後味にバターを食した時の甘さの様なミルクの甘さを感じます。とても豊かな感じです。

右のハムやサラミの盛り合わせは、コショウや塩の加減がしっかりと効いているのですが、素材の良さも殺さず良い感じです。





二皿目パスタ・・・
左のウニパスタはこちらの店の名物です。
ウニをここまで活かせるとはと感動する素晴らしい味です。

右は、牛頬肉を赤ワインで煮込んだソース
赤ワインソースは、フレンチシェフであった落合シェフならではで、ワインの酸味と香りが際立ちます。テーブルでパルミジャーノをお好みでかけるのですが、これが赤ワインの酸味を抑えてコクが増す効果がある。



そして、三皿目のメイン・・・
左のホロホロ鳥はレモンでさっぱりとバルサミコも程よく
右はクイーンポークでこちらもレモンでさっぱりと・・・
どちらも、大きなお肉に一瞬怯むところでしたが、パスタでこってりした感じでしたが、そこに続いてお肉なのに、塩だけのシンプルな味付けは食欲を減退させず、見事に食べさせてくれます。
お肉も柔らかく、歯科矯正中の私でも余裕です。




最後は、デザート・・・

左はフルーツポンチ
右は紅茶ゼリーのダークチェリー添えです。
フルーツポンチは侮るなかれ、リキュールがピリッとアクセントになる大人の味です。フルーツの甘さだけではない爽やかな味わい。
紅茶ゼリーも侮るなかれ(笑)、紅茶の香りがとても高く、さらに添えられたムースやダークチェリーと驚くほどよく合うのです。




イタリアの街中にある地元の人が気軽に立ち寄る食堂を意識したという店は、料理一品一品はボリュームもイタリア人サイズで、メニューも豊富、価格もリーズナブルとお得感いっぱいです。
どれも素晴らしい逸品でした。
イタリアの街角にこんな店があったら、本当に毎日大賑わいでしょう。
私の席からは見えなかったのですが、友人曰く、落合シェフはテーブルとスタッフの動きを終始真剣な眼差しでじっと見ていたそうだ。
確かに、気がつけば料理のもてなされるタイミングや飲み物を注ぎ足されるタイミングも、すべて怠りなく絶妙な時にスタッフがテーブルに到着していた気がする。
また立ち寄り・・・はちょっと難しいです(笑)が、予約して伺いたいですね。

落合シェフとも是非お話してみたいですし。