2009年7月31日金曜日

CAFE「ラントマン (LANDTMANN)」

カフェ・ラントマン青山店公式サイト
CAFE LANDTMANN本店サイト(英語)
青山通りに登場したのAOビルの4階にあるオーストリア老舗カフェの海外1号店。
ウィーンと言えば「ザッハトルテ」、日本でも老舗のデメル社が販売していたり日本の洋菓子店でも食することが出来るが、デメルのものは表面がザラザラしてなめらかさがないし、洋菓子店のものは味が濃い。
デメルのものは、日本の湿度に合わせてチョコを変えているのかなと思っているが。
本来ヨーロッパで菓子を食べるとチョコやクリーム系の菓子は、日本よりサイズは大きいが甘さ控えめで、堅い焼き菓子は味が濃厚というのが本来である。
今回日本に登場した「カフェラントマン」はサイズは日本に合わせたが、味は本国の物をということらしいので期待大、一度は訪れたい店でした。
写真は、「アイスフランツェスカフェ(セットに付けるドリンクとして750円)」です。日本ではコーヒー系は一切飲めないのですが、ドイツ系ならば大丈夫な私としては久々に味わうコーヒーです。

友人達と表参道散歩の中、お願いして付き合ってもらいました。
店内は意外とこじんまりとしていますが、重厚な装飾は老舗のカフェの雰囲気。
ただ、友人達は流れている音楽にちょっと笑っていましたねえ。なんだかこの曲は何かこの店にはどうなのという選択だったらしいです。私は知らない曲だったので?でしたが。
4名で行くと4種類のデザートが一度に試せて見聞も一度で4つの美味しい気分。
「アップフェルストゥールデル(650円)」
南ドイツ、オーストリアでよく見かけるアップルパイ。薄く広げたパイ生地にアップルフィリングを包んだもの。
カスタードソースかノンシュガーの生クリームを付けて頂きます。こちらの店では生クリームが添えられていました。










「カイザーシュレーマン(800円)」
所謂パンケーキです。皇帝のお気に入りパンケーキというものらしく、一口大のサイズで食べやすくなっている玉子の風味の優しい味のパンケーキ。リンゴとラズベリー?だったかなのソースが添えられていました。ソースはしっかりとした濃厚な味で、ふわふわした優しいパンケーキとよく合います。









「モーツアルトトルテ(650円)」
モーツアルトをイメージしたケーキ。チョコとピスタチオのケーキです。ドイツの「カンドラー」という旧東ドイツ圏では有名なカフェでも、モーツアルトトルテと言えばチョコとピスタチオのケーキでした。これは何か意味があるのでしょうかね。
ピスタチオの味は控えめで、それでいてチョコレートも勝ちすぎていない。微妙なバランスが、ある意味見事かも知れません。
「カンドラー」では、ピスタチオの細かい粒がアクセントになっていて、ピスタチオ食べたって感じが強かったんですよね。比較するのは失礼かも知れませんが「ラントマン」ももうちょっとピスタチオの風味を効かせても良いかなとも。しかし、オーストリアの洗練された上質のカフェですから。完成された美味しさではあります。

「ザッハトルテ(650円)」
アプリコットジャムを挟んだウィーンのチョコレートケーキです。お菓子の世界ではお菓子の女王と呼ばれていたかな。ノンシュガーの生クリームを添えて頂きます。濃厚なチョコレートを生クリームと相まってとても優しい味に仕上げます。これが本場の味なのかと感動しました。


ヨーロッパのカフェには、必ずといってよいほど店の看板ケーキなるものがあって、店の名前の付いています。ラントマンにもちゃんとありました。残念ながら今回はそれを試せなかったので次回は「ラントマントルテ」に挑戦したいですね。

「ル・プレヴェール LE PRE VERRE」

表参道を友人達と散歩していたら、1階にブルガリとシャネルを構えたビルの前で欧米系のスタッフさんから友人の1人がレストランの広告を受け取った。ランチ1,380円からという広告に「じゃあ、行ってみようか」と気軽に立ち寄ったレストランがここ。
ブルガリとシャネルが入ったまさしくこのビルの4階にこの店「ル・プレヴェール」はあった。
頂いた広告を店で提示するとプチデザートが付いてくるということで、プチデザート付きの1,380円の自家製パン付きサラダ+メインの2皿のランチセットを頂く。
パンは外はパリッと内はもっちりとした正統派の所謂日本的にいうフランスパン。
アンチョビとオリーブオイルをミックスしたドレッシング仕立てのさっぱりとしたサラダ、メインはひよこまめを添えた柔らかくくせのないラムの煮込み。デザートはアイスクリーム。どれもとても美味しい。
外で広告を配っていたスタッフさんが広告を見て店に入った私達にお礼の挨拶をしにわざわざ来てくれた。とても感じの良い店だ。
スタッフさん達にはフランス系の方も多くなんだかとても本格的な感じ。

気になったので、このブログを記録する直前に調べてみたところ、パリでも有名な人気ワインビストロだということが判明した。
この日は、原宿のファストファッションを荒らす(笑)散歩のつもりで出かけたけれど、なんだかとても素敵な時間とランチを過ごさせて頂きました。
次回は、店の本領が見られるワインにも挑戦したいと言いたいところですが、正直ワインの味は分かる程の味覚の持ち主ではないので、美味しい食事にまた伺いたいです(笑)

「ル・プレヴェール(LE PRE VERRE)」公式サイト

2009年7月29日水曜日

コーヒーハウスオリガミ「ドイツ風パンケーキ」


コーヒーハウスオリガミ公式サイト

オリガミの「ドイツ風パンケーキ」はパンケーキ好きの間では異種的パンケーキとして有名な逸品。
著名人の来店の多いことで知られたキャピタルホテル東急にあったコーヒーハウスの名物。キャピタルホテル東急閉鎖後、常連客らの熱い要望により「赤坂東急プラザ」のショッピングアーケード地下1階に復活した。
私がこの名物に出逢ったのはまったく違った糸口からだった。
鎌倉山にあった小さなドイツ料理の店。ドイツ出身の婦人が一人で切り盛りするドイツ料理のレストラン、そこの名物「じゃがいものパンケーキ」。一度食べてみたいと憧れていたが、その夢を果たす前に婦人は隠居し店は閉店してしまった。「ドイツの"じゃがいものパンケーキ"なるものが食べたい」とネットの中を漂流するうちにこの「ドイツ風パンケーキ」へ漂着した。
じゃがいもではないがドイツのパンケーキには心動かされるものがあった。
「ドイツ風パンケーキ」は、大きさはレギュラー(1,000円)とスモール(600円)あり、アップルとブルーベリーの2種類から選べる。バターとメープルシロップをかけて戴く。少し厚めのクレープの様な生地は、ふちはパリッと中はもちっとしていてとても美味しい。
しかし、これが何故「ドイツ風」なのかはとても不思議な謎だ。
今日までにドイツで10の街を訪れたが、未だにこの「ドイツ風パンケーキ」にも「じゃがいものパンケーキ」にも出逢えていない。

2009年7月28日火曜日

シャア専用ザク&ガンダム


ガンダム30周年記念で、お台場のガンダム立像が話題になっている。
台北から来た友人がお台場で撮った素晴らしい写真を送ってくれた。あまりにも素晴らしいので使わせて頂きました。
そんなお台場の映画館のグッズコーナーでこんなものを発見した。
シャア専用一番くじ
1回500円で当選した商品が写真である。これは後日シャアファンの友人へプレゼントする。
ガンダム世代な私としては、どこか弱弱しいガンダムのアムロより当時の人気はシャアの方が強かったと思う。赤い彗星(シャア専用)も作ってほしかったなと。ちなみにガンダムは「連邦軍の白い悪魔」という。「(ガンダム世代じゃない)ニュータイプの諸君も、憶えておくが良い」・・・とシャア口調で語ってみる。
そんなことをこぼしていたところ、帰国した台北の友人よりなんと青森県にシャア専用ザクがあるというニュースが送られてきた。
詳細はおいらせブランドブログでご覧下さい。
青森県上北郡おいらせ町一川目(ひとめかわ)4丁目にある鈴木敏美さん宅にある2007年に製作完成した初期ガンダムと、今年2009年6月に完成したシャア専用ザクがお目見えしたという話題。
ちなみにこのガンダムとザクは個人宅にあるので詳細(いやここまで分かればですが・・・)はこれ以上紹介されていないが、国道338号沿いの町立甲洋小学校からその姿が見えるので、目印に見つけることが出来るそうだ。更に鈴木さん宅から車で10分のいちょう公園には自由の女神像もあるということで、お台場との不思議な縁を感じたりする。

おいらせブランド一番星にも認定の逸品として町おこしでも話題となっており、県内外のガンダムファンが観光に訪れているそうだ。

甲洋小学校地図(yahoo map)

ファーファの入浴剤「SPA&Resortファーファ+」


「ファーファ」の入浴剤なるものを表参道のドラッグストア「アインズ・トルペ」(原宿クエストビル)で発見した。
ファーファと言えば、可愛いテディが目印の洗濯柔軟剤のはず。気になったので購入してみた。
種類は3つ「ドイツのバーデンバーデン」「アイスランドのブルーラグーン」「イスラエルの死海」で各142円で購入。まろやかな湯お肌すべすべの浴用化粧料という名目になっている。使用してみて効果の程は普通にお湯はなめらかに香りもやわらかく快適な感じでした。
さて、気になるところは「ファーファなだけに、洗濯にも効果があるのか?」ということだが、特にその効果は謳われておらず、洗濯水として再利用出来るが「すすぎ」は清水を使用して下さいというお約束の注意書きがあった。

詳細は公式HPより
ニッサン石鹸株式会社「SPA&Resortファーファ+」

2009年7月26日日曜日

原口そば


山形県かみのやま温泉郷にある田舎蕎麦の店「原口そば」。
この地は、話題になった映画「おくりびと」の撮影地として有名である。映画とは関係なく訪れ、地元の方に教えられて知った。映画の舞台はこの地区とは別の場所だが撮影はこの地区だったとのことだ。
地元の方からの情報でこちらの名物といえば、「温泉」「桜」そして「蕎麦」と聞かされて一番のお勧めの蕎麦屋だと紹介された店です。かみのやま温泉駅から車で15分、市街地から離れ周囲はさくらんぼ農園に囲まれている。地元の人々もほとんどが車でやってくるそうだ。
お薦めは、「そばがき」550円、地元の方も強い推薦の逸品。
甘い「ごまだれ」かしょっぱい「納豆だれ」のどちらかを選ぶ。私は「ごまだれ」を選んだ。丸くふわっとしたそばがきは、口の中で蕎麦の風味が優しく広がりなんとも不思議な感覚。歯ごたえを味わう蕎麦とはまったく違う、蕎麦の新しい世界を知った気がした。
「もりそば」650円、粉をひくところから自家製という蕎麦の味は文句なし。「もりそば」も「そばがき」もとにかく美味しいの一言につきる絶品でした。※そば、そばがきは持ち帰りも可能です。

「原口そば」
住所 山形県上山市原口527
電話番号 023-674-3101
営業時間 11:00~19:00(12~3月は~17:00)
定休日 火曜日

2009年7月25日土曜日

京はやしや「林屋茶園」


林屋茶園店舗情報
「京はやしやサイト」

横浜そごう10階にオープンした「京はやしや」の姉妹店「林屋茶園」に行ってきました。
平日の午後でありながら10分待ちの行列。京都でも行列する老舗茶屋が近年首都圏でもお目見えし、どこも連日行列と聞きますが、こちらも違わずでした。
夏季シーズンだった来店日は、カキ氷のメニューが豊富にありましたが、他のお客さんの注文したカキ氷を見てそのボリュームに「とてもとても・・・無理」と感じ写真の「抹茶カキ氷パフェ(1,050円)」を注文。
宇治抹茶カキ氷に抹茶葛餅、白玉、器の中には抹茶アイス、黒蜜と寒天が隠れている贅沢な逸品です。
甘さ控えめの小豆が抹茶の渋みと相まってとてもさっぱり味、微妙に冷たさに疲れた頃合いに、白玉や抹茶葛餅の新鮮な食感、更に濃い味のアイスと〆の黒蜜寒天とバランスも最高です。
さすが京の老舗、一見様では終われないもてなしの心を感じます。何度でも行きたい店です。

2009年7月24日金曜日

天然うなぎ「千年屋(ちとせや)」

第一弾に紹介するのは、地元横須賀の上町にある小さなうなぎ屋さんです。

店の前には、「国産うなぎと国産備長炭」の文字、「国産備長炭」と炭を主張するところにこだわりを感じ、一度は訪れたいと思った店でした。

私が訪れたのは土用の丑の日。夕方5時に到着すると休業の看板。でも大丈夫、前日に電話して予約していたのです。店内には持ち帰りの予約客が代わる代わる出入りする。私がいる間には、予約がなく買えずに帰る客も。

この日は持ち帰りのみ「うな重3,060円」、「蒲焼2,100円」。
通常は店内で食事も出来、コース料理では白焼きなども食することが出来るそうだ。
レジの横には「美味しんぼの雁屋哲氏」のサイン色紙が飾られ、食通の中では有名な店らしい。
こだわりのうなぎは店主が丹精こめて焼き上げる。うなぎ、炭だけではなく他の食材にもこだわりがあり醤油は宮島醤油、米はかやもり農園を使っているらしい。どちらもこだわりの厳選素材というわけだ。
「うな重」を持ち帰り早速食してみた。お重の中に詰められたご飯はびっしりと普通の店のお重の2倍はありそう。うなぎも重箱からあふれる程の大きさ。タレはさっぱりとし、うなぎも脂っぽさがなく旨みがこのタレと良く合う。このボリュームは女性の私には食べきれないほどでした。
値段に納得の逸品でした。来年も食べたいと是非思う。

こだわりの白米を前日から楽しみにしていた我が家のおかめいんこも、この米は絶賛です。

「千年屋」(ちとせや)
電話:046-822-4459
住所:横須賀市上町2-46
休日:火曜日
※土用の丑の日は事前の予約が無難です。