カフェ・ラントマン青山店公式サイト
CAFE LANDTMANN本店サイト(英語)
青山通りに登場したのAOビルの4階にあるオーストリア老舗カフェの海外1号店。
ウィーンと言えば「ザッハトルテ」、日本でも老舗のデメル社が販売していたり日本の洋菓子店でも食することが出来るが、デメルのものは表面がザラザラしてなめらかさがないし、洋菓子店のものは味が濃い。
デメルのものは、日本の湿度に合わせてチョコを変えているのかなと思っているが。
本来ヨーロッパで菓子を食べるとチョコやクリーム系の菓子は、日本よりサイズは大きいが甘さ控えめで、堅い焼き菓子は味が濃厚というのが本来である。
今回日本に登場した「カフェラントマン」はサイズは日本に合わせたが、味は本国の物をということらしいので期待大、一度は訪れたい店でした。
写真は、「アイスフランツェスカフェ(セットに付けるドリンクとして750円)」です。日本ではコーヒー系は一切飲めないのですが、ドイツ系ならば大丈夫な私としては久々に味わうコーヒーです。
友人達と表参道散歩の中、お願いして付き合ってもらいました。
店内は意外とこじんまりとしていますが、重厚な装飾は老舗のカフェの雰囲気。
ただ、友人達は流れている音楽にちょっと笑っていましたねえ。なんだかこの曲は何かこの店にはどうなのという選択だったらしいです。私は知らない曲だったので?でしたが。
4名で行くと4種類のデザートが一度に試せて見聞も一度で4つの美味しい気分。
「アップフェルストゥールデル(650円)」
南ドイツ、オーストリアでよく見かけるアップルパイ。薄く広げたパイ生地にアップルフィリングを包んだもの。
カスタードソースかノンシュガーの生クリームを付けて頂きます。こちらの店では生クリームが添えられていました。
「カイザーシュレーマン(800円)」
所謂パンケーキです。皇帝のお気に入りパンケーキというものらしく、一口大のサイズで食べやすくなっている玉子の風味の優しい味のパンケーキ。リンゴとラズベリー?だったかなのソースが添えられていました。ソースはしっかりとした濃厚な味で、ふわふわした優しいパンケーキとよく合います。
「モーツアルトトルテ(650円)」
モーツアルトをイメージしたケーキ。チョコとピスタチオのケーキです。ドイツの「カンドラー」という旧東ドイツ圏では有名なカフェでも、モーツアルトトルテと言えばチョコとピスタチオのケーキでした。これは何か意味があるのでしょうかね。
ピスタチオの味は控えめで、それでいてチョコレートも勝ちすぎていない。微妙なバランスが、ある意味見事かも知れません。
「カンドラー」では、ピスタチオの細かい粒がアクセントになっていて、ピスタチオ食べたって感じが強かったんですよね。比較するのは失礼かも知れませんが「ラントマン」ももうちょっとピスタチオの風味を効かせても良いかなとも。しかし、オーストリアの洗練された上質のカフェですから。完成された美味しさではあります。
「ザッハトルテ(650円)」
アプリコットジャムを挟んだウィーンのチョコレートケーキです。お菓子の世界ではお菓子の女王と呼ばれていたかな。ノンシュガーの生クリームを添えて頂きます。濃厚なチョコレートを生クリームと相まってとても優しい味に仕上げます。これが本場の味なのかと感動しました。
ヨーロッパのカフェには、必ずといってよいほど店の看板ケーキなるものがあって、店の名前の付いています。ラントマンにもちゃんとありました。残念ながら今回はそれを試せなかったので次回は「ラントマントルテ」に挑戦したいですね。
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