2010年1月29日金曜日

つれづれ・・・MAUER


「MAUER」というのは、ドイツ語で「壁」という言葉です。
昨年11月「ベルリンの壁」が崩壊して20周年を迎えました。その時に「つれづれ」でこの話題の独り言を書こうかと思っていたのに、なんでか忘れていたんですよね(笑)

で、思い出してやっぱり書いてみようかなと思ったわけです。
2008年私は旧東ドイツの街「ライプチヒ」に居ました。目的は1ヶ月間の短期留学です。「ライプチヒ」は音楽の街。学校ではなぜかドイツ語の歌の授業もあって音楽的センス無しな私としては「・・・」なわけです。
そして、音楽と共にもう一つとてもこの街で大切にされていたことが「旧東ドイツの歴史」。
決して誰もこの話を好んで語る人は誰もいませんでした。でも、ある日学校の課外授業で街の中心地にある博物館へ見学に行きました。
そこには、ナチスから現在までの街の歴史が年代を追って凝縮されていたのです。
この博物館を訪れて、初めてこの街の人々の背負い続けているもの、心の中にあるものにやっと触れたんだと思えた。
毎日顔を合わせていて、授業中オーバージェスチャーで生徒を笑わせるB先生、地毛のブロンドの色がいまいちだからと染め直したN先生、「音楽の先生はイケメンだから授業楽しいわよ」と言うY先生、明るいこの人達が壁の向こうで10代から20代の時代を過ごしていたんだと・・・そんなことを感じた。
でも、壁のことを彼女達に聞く事は出来なかった。
すごく勇気がいることの様な気がして・・・。
しかし、その当時4歳だった友人に別れの日にちょっとだけ聞いてみた。
「私は小さかったので壁がなくなった時のことは憶えていない。けれど、それから街が徐々に綺麗になったかな。」と笑顔で答えてくれた。
友人は日本の漫画が好きで、日本人のある俳優さんのファンでもある。

20年間もしあの時、あの壁がなくなる日がなかったらそんな今の彼女は存在しなかっただろうと思う。
人々が繋いだ手が鎖となって壁へと向かっていったあの日。



・・・今日、そんなことをこのビデオを見ながら思い出してつれづれしたくなったのです。
見えないけれど世界にはまだあちこちに壁は存在する。小さな壁、大きな壁、色々な壁。
宇宙は限りないかもしれないけれど、限りある地球と時間を共有する私達。

Danke schoen Herr Aska fuer Ihres wunderbar Lied und Video.
Ich habe Gelegenheit geben zu in Ihres Live-Konzert am 23 Feb. Ich ganz ganz erwarte das.

会場の近くに有名なドイツ料理の店があることを私は見逃していない。前からずっと行きたかったのですよ。どうしたら行く機会が巡ってくるかとずっと悩んでいた。ちょっとそれもあってGanz!Ganz!(笑)


話は代わって、日本ではこの時期になるとアスファルトの壁もとい、あちこちの道路に穴をあけているわけで。
車を走らせながら「200メートル先」という穴掘りイラスト入りの道路標識を見つけては車線変更をするわけです。
今日はその穴掘りイラストを見ながら、「穴掘り」→「何かを掘り出す」→「埋蔵金」・・・て連想になって、「彼らはお宝をほっているわけだ。来年度予算という名の埋蔵金。」などと思ってみた。

メルキュールホテルラウンジ「Champs-Elysee」

「Champs-Elysee」と書いてシャンゼリゼ?って読むんでしょうか?今日は2009年10月にオープンしたフランス系メルキュールホテルの1階のカフェです。

どこかと申しますと、横須賀市本町、ダイエー横須賀店の向かい側、長く廃屋となっていたEMクラブ跡地に横須賀芸術劇場と併設してオープンした横須賀プリンスホテルが数年前に閉鎖、その後2度目のオーナーチェンジオープンとなったわけです。
旧プリンスホテルのカフェラウンジのケーキとパンは地元では結構人気があったのですが、メルキュールのカフェの実力はいかに?ということで、見聞することにしました。
カフェ奥でケーキとパンを販売しております。
来店時間は17時過ぎごろだったのですが、パンはこの時間になると半額とのこと。大変お得です。


持ち帰り可ということで、我が家のがるがん鳥様用に今回は持ち帰りました。
写真は、クロワッサン(Croissant)定価120円、バナナブレッド(Pain d'banana)定価180円です。
念のため繰り返しますが、夕方は半額ですのでこの半額で購入しました。ホテルのパンが半額とは「いいのか?」って思うんですが。
最近メゾンカイザーのクロワッサンを見てしまった性か、サイズ的には小さく感じます。しかし日本で通常発売されているサイズですね。バターの芳醇な香りがして中はもっちりのクロワッサンは大変美味です。
バナナブレットは、しっとりしつつ小麦のサクッと感もあり、バナナの量加減を間違えるとぺたとしたりするものですが、バランスが良く仕上がっていてとても食べやすいです。

ケーキは3種類、Chocolat Orange、Caremel Poire、Musse aux Froma(各450円)です。
サイズ的には日本向けの小ぶりな大きさです。味はしっかりと素材それぞれが主張する感じなのですが、バランスよく仕上がっています。素材同士の相性をしっかりと見極めた結論と言ったところではないかと思います。
他に手ごろなところではシュークリームやエクレアなどもありました。
カフェラウンジということで勿論コーヒー、紅茶も頂けますのでちょっとおしゃれなティータイムがしたいという方々にはお薦めなのではないかと思います。横須賀はそういったところが少ないですので(笑)















ラウンジ「Champs-Elysee」
住所 横須賀市本町3-27 メルキュールホテル横須賀1階
電話番号 046-821-1469
Fax 046-821-1122
営業時間 10:00-20:00


おっと忘れるところでした。
ちなみにがるがん鳥さんですが、クロワッサンは絶賛。バナナブレッドも美味しいと喜んで食しています。
ケーキは「Mousse aux Froma」を食。特にバニラ風味のムースの優しい味に夢中でした。











そんながるがん鳥をじーっと物陰から羨ましそうに見つめる大きな瞳の生き物が1匹。


えー新登場、我が家に新しく加わった猫の「ステラ」ちゃん(生後4ヶ月)です。
うーん・・・まさかと思いつつ、がるがん鳥さんのお皿をステラちゃんの前に出してみましたところ・・・


食べてます(笑)
思わぬ展開にがるがん鳥さんもびっくりの今日の見聞でした。
猫も食べたくなるほど美味しいケーキということかも知れません。

2010年1月19日火曜日

ダイエー横須賀店「豆腐ドーナツ」

本日、がるがん鳥さんがご紹介するのは、ダイエー横須賀店の豆腐コーナーにある豆腐で作ったドーナツ(1個60円)です。
最近は、巷では色々なドーナツが話題を呼んでいますね。ちょっと上質な感じの「クリスピードーナツ」「ドーナツプラント」や揚げないドーナツなんていうのもあって健康や自然派志向の強くなる中、これらも勿論、味は上質でとても美味しいのですが、おかめさんが一番気に入っているのが、この丸くてごろっとした何のトッピングもないシンプルなドーナツです。
ほんのりした甘さで油の加減もさっぱりとしていて非常に食べやすいです。見た目の鮮やかさにこったドーナツが主流の中、この何の飾りつけもないシンプルな味が、かえって良いのではないかと思います。優しい味が体にも優しく感じたり・・・美食を極めたがるがん鳥もほっとする逸品なのかも知れません。

追記:おかめのぴぃこさんの推薦グルメの「新珠ゴールデンエッグ お寿司屋さんの海鮮茶碗蒸し」が横須賀でも買える様になりました。モアーズ横須賀店地下1階「スズキヤ」にて発売中です。是非、がるがん鳥の極みを興味のある方は味わって下さい。

2010年1月8日金曜日

つれづれ・・・新年早々生きてて良かったなと

昨日午後6時前、横浜の金沢シーサイドライン周辺で化学工場が爆発しましたね。
人にはそれぞれ不思議な縁とか運命があると感じる瞬間があると思うのですが、つれづれ?いやつくづくそれを実感しました。
ここまで読むと「まさか?嘘でしょ?(笑)」と聞きたくなるでしょうが、そのまさかです。
昨日、その爆発現場の500メートル以内にいました。本当に偶然居合わせてしまいました。地面が横にグンッと動いて体が強い力で押された様な感じがして、その力の来た方向を見たら巨大な火の塊が空めがけて巻き上がりました。その瞬間は記憶の中では無音です。ただ呆然とその場に立ち尽くしてました。まるで映画の様な・・・つい数日前にTVで観たダイハードのワンシーンを見ているかの様な気分でした。とりあえず怪我もなく無事です。
現地に駆けつけたNHKの取材の方と話をして情報交換(私は一般人ですけどなんでも見聞するのは癖ですから)。寒い中頑張っているなと関心しました。
こんなことが自分の目の前で現実に起こることがあるとは、人生は不思議なものです。
巻き上がり消えてゆく爆炎を見ながら、我に返ってそれから苦悩しました。実は去年の11月に救急救命ボランティア資格を取りました。こういう時はすぐに人命救助の為に真っ先に駆けつけるのが役目です。しかし、どう考えても、化学薬品の爆発であろう危険な現場に初心者救命人が向かってどうなるのだろうかと。救命の第1は二次災害の予防であり、薬品の噴煙の漂う現場で自分が行っても二次災害の誘発になるだけかも知れないと、ここはプロの皆様へ任せるべきだと思いました。そして、これからはボランティアに参加して救命の経験値を上げてこんな災害でも適切に動けるように鍛えておかないといけないと思った新年の出来事でした。

ついでに、つれづれ新年早々をもう一つ。
最近「セドナ」が話題になっているらしい。TVで日本の民放マスコミが芸能人の話題で取り上げているのを良く見ます。セドナは4年ほど前に私も行きました。その当時は日本ではマイナーな観光地。アリゾナから車で3時間もかかり、ショービジネスやショッピングを楽しむ土地でもないですからね。
そんなセドナで現地の方から当時聞いた話がある。以前日本から有名な芸能人がこちらへ訪れて大変失礼な振る舞いをしていたということだ。セドナはアメリカでも屈指のリゾート地、政界、経済界、芸能界と世界的有名人が憧れる土地としても有名だ。だからどんな著名人がいてもそれは珍しくない。だが、日本の芸能人は自分が有名人だということで、それに似合った対応を地元の案内人がしないと憤慨したらしい。「日本の芸能人なんて知らないし。」と地元の人達は苦笑していました。この芸能人とやら名前は伏せますが、結構年を重ねた役者さんだ。いい歳して何を考えているのかと・・・日本人として恥ですね。
と、まあそんなこともありますが、セドナは本当に素晴らしいところです。なんだかマスコミがセドナを勘違いな説明で報じていて、あれを見て勘違いで出かける人がいると非常に困ります。
私的にセドナを一言で表すと「地球が鼓動し風が生まれる、ここは地球が生きていることを感じることの出来る場所です。」
NHKの世界街歩きとかでセドナを取り上げて勘違いを払拭してほしいです。せめてNHKだけはまともな情報を流してほしいなと。

メゾンカイザー(MAISONKAYSER)


メゾンカイザー公式サイト
ヨーロッパでパンを食べるとどこへ行ってもとても美味しいと感じます。ドイツで1ヶ月間生活した時もお米がないと辛いかと思っていたのですが、パンが美味しいのですっかり米のことは忘れて毎日楽しく食していたものでした。日本に帰ってからパンで感動することが少なくなった気がします。
そんな中、見つけたのがこのパン屋さんです。
写真はキャラメルパイ、レモンクリームパイ、パンオショコラ(チョコクロワッサン)。どれもとにかくバターの風味豊かなパン生地自体の美味さに嬉しくなります。
この生地の素材の良さを一番実感出来るのは店自慢の「クロワッサン」なのでしょう。
写真を撮りそびれてしまったのですが、「クロワッサン」も食しました。絶品です。なんでもパリのフィガロ紙でもナンバー1に輝いたパンだとか。それが当然と思える味です。
日本の普通のクロワッサンの2倍の大きさがあるクロワッサン・・・ヨーロッパでは標準サイズなのですが、外はサクサクで中はしっとりとバターの芳醇な香りと甘味が豊かです。
特に我が家のがるがん鳥が絶賛。自分の頭サイズのパンをぺろりと食してしまうほどでした。

2010年1月7日木曜日

元祖くず餅船橋屋「くずもちプリン」


初売りの横浜駅をブラブラしている中、偶然見つけた珍しい和菓子を購入。
くず餅とプリンは、菓子として製法は確かに似ていますが、なんとも不思議な取り合わせです。

さて、して味の程はと言いますと・・・見た目はカラメルの入っていないプリンです。食べる際は、カラメルの代わりに添付されたきなこと黒蜜をかけて、くず餅の伝統的な味付けで食します。プリンのほのかな玉子ぽい味にくずのするっとした喉ごしで、水羊羹の様な清涼感があります。くず餅は小麦粉とくずを混ぜて蒸して作るものを記憶していますが、くずと玉子(プリン)を合わせるとこんなにも喉ごしの爽やかな新鮮な菓子になるとはと、ちょっと感動しました。今まで誰も考えなかったのだろうか・・・。
おかめさんが非常に気に入ったらしく勢いよくお召し上がりの様で、おかめの推薦グルメにエントリーしました。

詳しく調べたところ、限定販売品の様でネットでも話題の商品だとか。
横浜の伊勢丹地下にある販売店は、2010年1月12日にて改装の為閉店ということで、運よく食することの出来た逸品でした。

船橋屋公式サイト
くずもちプリン通販サイト

2010年1月6日水曜日

銀座立田野「福虎あんみつ」


ご挨拶が遅れまして大変失礼を致しましたが、ここで改めまして

新年明けましておめでとうございますm(_ _)m
本年もりある見聞録を変わらずご愛好の程をよろしくお願い申し上げます

・・・というわけで、ここから新しい年を迎えるにふさわしい話題で始めたいと思います。
あれ?2つほどこの前に見聞があった気がする??と・・・それはちょっとした時差です(断言)

まずは新年が明けた1月2日、初売りで大変賑わいを見せる横浜駅周辺を散策し、見聞したお正月らしい食の話題をご紹介したいと思います。
甘味処銀座立田野が提供する「福虎あんみつ(1155円)」
横浜ジョイナス店のみの1月31日までの期間限定だそうです。
銀座立田野公式サイト
虎の顔はドラ焼きの生地を使用し、尻尾は羊羹と思われます。緑の団子は甘さ控えめの餡子玉でソフトクリームは濃厚な味わいで、甘さ控えめな和の味にアクセントを添えてくれます。ボリュームもありつつとても食べやすく美味な福を呼ぶ味でした。

すすきの名物「侍プリン」

マルキタプリン本舗「侍プリン」公式サイト
「侍プリン」とは、すすきので新名物にとすすきのの皆さんが宣伝しているプリンだそうだ。
ビーカータイプのガラスの容器に侍の絵が描かれている。なんで侍なのかと言うと「日本男児も「旨い」とうなる」・・・?ということと言っていた気がする。とにかく甘いものが苦手な男性もこのプリンは旨いと思わせる味ということなのだろうと思う。
味としては、濃厚なプリンに非常にほろ苦いカラメルがかなり強いアクセントを加える。このカラメルはかなり苦いので、もし上層のプリンを半分以上カラメルを絡めず食したならば・・・容器の侍の様な渋い顔をしたくなるであろう感じです。
それにしても雑みのないプリンの味はさすがというべき美味です。
店はすすきのの中心地にあり、すすきのの居酒屋さんではデザートとして食することも出来ます。新千歳空港内のJALショップなどでも発売中(1個400円)。

シーフードレストラン「ジュノー」

札幌でテレビ塔と大通公園を楽しめるロケーションでありながら地元の素材を活かした創作フレンチ?らしい料理を楽しめる店を発見、早速見聞してみました。
北海道で海鮮料理といえば「和」物の料理店を想像しますが、ここではシーフードということであえて「洋」の味を提供しています。そんなこのレストランのプロデュースはなんと地元の水産会社の「佐藤水産」ということで、おにぎりでも驚きましたが、水産会社でありながらなんと目の付け所が斬新なのかと・・・佐藤水産は侮りがたい会社ですね。横須賀で言うと「鈴木水産」がフランス料理レストランを横須賀中央のさいか屋にでもオープンする様なもので、ちょっと想像出来ないですね(笑)
ランチならば1800円のコース料理もありフレンチのコースの中では試してみても良いかなと思わせる価格設定も魅力的です。

お店には予約せずに平日の昼過ぎにお邪魔したのですが、景色を楽しめる窓際の席は予約で埋まっている様でした。観光ではなく印象としては地元の女性客のグループなどが多い様子。席はそれほど多くなく窓際で15名程、店全体でも20数名で埋まってしまうのではという造りです。窓際をキープしたい方は事前予約が必至でしょう。目の前にはテレビ塔があり、夜景でライトアップされたらとても綺麗なんではないかと思います。

さて、料理ですが1800円の一番お安いコースを頂いてみました。
前菜は道産の野菜と海鮮のサラダ
紫大根?だったかなが甘味があって印象的な一皿です。さっぱりしていてとても美味しいです。
前菜の2皿目はあわびが入った洋風茶碗蒸し
出汁ならぬ魚介のスープ(手長海老の様なコクのある)まったりとした味わいでとても印象的な逸品。









スープ
アサリなどをメインにしたミネストローネ系のスープです。
メインはなんとホッケのムニエル
ホッケといえば居酒屋で見る巨大な開き・・・という庶民的な考えを一掃してくれる料理です。
とてもふわふわしていながらホッケの独特の味わいもちゃんとあり不思議な感覚を覚えます(笑)こんな味を体験出来るのは北海道ならではでしょう。









最後はデザートに焼きリンゴ
このデザートが非常に侮りがたく美味な逸品でした。小ぶりなリンゴはしっかりとした酸味があり、これに自家製のバニラアイスとほのかな甘味の枝付き干しブドウがとても合います。












シーフードレストラン「ジュノー(Juneau)」
住所 札幌市中央区大通西1丁目 丸井今井大通別館8F
電話 011-261-7810
営業
ランチ11:00-16:00(LO 14:00)
ディナー17:00-22:00(日曜19:30)
平日LO 21:00(コースLO 20:00)
日曜LO 18:30(コースLO 17:30)