昨日午後6時前、横浜の金沢シーサイドライン周辺で化学工場が爆発しましたね。
人にはそれぞれ不思議な縁とか運命があると感じる瞬間があると思うのですが、つれづれ?いやつくづくそれを実感しました。
ここまで読むと「まさか?嘘でしょ?(笑)」と聞きたくなるでしょうが、そのまさかです。
昨日、その爆発現場の500メートル以内にいました。本当に偶然居合わせてしまいました。地面が横にグンッと動いて体が強い力で押された様な感じがして、その力の来た方向を見たら巨大な火の塊が空めがけて巻き上がりました。その瞬間は記憶の中では無音です。ただ呆然とその場に立ち尽くしてました。まるで映画の様な・・・つい数日前にTVで観たダイハードのワンシーンを見ているかの様な気分でした。とりあえず怪我もなく無事です。
現地に駆けつけたNHKの取材の方と話をして情報交換(私は一般人ですけどなんでも見聞するのは癖ですから)。寒い中頑張っているなと関心しました。
こんなことが自分の目の前で現実に起こることがあるとは、人生は不思議なものです。
巻き上がり消えてゆく爆炎を見ながら、我に返ってそれから苦悩しました。実は去年の11月に救急救命ボランティア資格を取りました。こういう時はすぐに人命救助の為に真っ先に駆けつけるのが役目です。しかし、どう考えても、化学薬品の爆発であろう危険な現場に初心者救命人が向かってどうなるのだろうかと。救命の第1は二次災害の予防であり、薬品の噴煙の漂う現場で自分が行っても二次災害の誘発になるだけかも知れないと、ここはプロの皆様へ任せるべきだと思いました。そして、これからはボランティアに参加して救命の経験値を上げてこんな災害でも適切に動けるように鍛えておかないといけないと思った新年の出来事でした。
ついでに、つれづれ新年早々をもう一つ。
最近「セドナ」が話題になっているらしい。TVで日本の民放マスコミが芸能人の話題で取り上げているのを良く見ます。セドナは4年ほど前に私も行きました。その当時は日本ではマイナーな観光地。アリゾナから車で3時間もかかり、ショービジネスやショッピングを楽しむ土地でもないですからね。
そんなセドナで現地の方から当時聞いた話がある。以前日本から有名な芸能人がこちらへ訪れて大変失礼な振る舞いをしていたということだ。セドナはアメリカでも屈指のリゾート地、政界、経済界、芸能界と世界的有名人が憧れる土地としても有名だ。だからどんな著名人がいてもそれは珍しくない。だが、日本の芸能人は自分が有名人だということで、それに似合った対応を地元の案内人がしないと憤慨したらしい。「日本の芸能人なんて知らないし。」と地元の人達は苦笑していました。この芸能人とやら名前は伏せますが、結構年を重ねた役者さんだ。いい歳して何を考えているのかと・・・日本人として恥ですね。
と、まあそんなこともありますが、セドナは本当に素晴らしいところです。なんだかマスコミがセドナを勘違いな説明で報じていて、あれを見て勘違いで出かける人がいると非常に困ります。
私的にセドナを一言で表すと「地球が鼓動し風が生まれる、ここは地球が生きていることを感じることの出来る場所です。」
NHKの世界街歩きとかでセドナを取り上げて勘違いを払拭してほしいです。せめてNHKだけはまともな情報を流してほしいなと。
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