2009年12月21日月曜日

マルシェ・ド・ノエル


東京国際フォーラムの屋外で開催のフランス・ストラスブールのクリスマスマーケットを再現した「マルシェ・ド・ノエル」へやってきました。
先日の札幌に引き続き、今年は東京でもクリスマスマーケットが見られるというのは嬉しいですね。

会場は有楽町駅から徒歩1分もしない場所ということもあり、仕事帰り人々も行き交いとても賑やかです。

まず初めにお約束のクリスマスマーケット名物「グリュー」ことホットワインマグをチェック。
・・・と思ったらグリューマグらしきものが見当たりません(汗)
・・・フランスではマグがないのでしょうか?
気を取り直して屋台をチェックしていると「クリスマスビール」なるものを売る店を発見しました。しかし、1本売りの物は品切れで6本で3000円台の物しかないということで今回はあきらめることに・・・非常に残念です。

屋台は10数軒、ホットじゃないワインの店やチーズの店、ストラスブール名物の刺繍を販売する店、ストラスブールの観光PRをするたぶん観光協会、チョコレートと紅茶の店、ジャム&蜂蜜の店、そしてドイツのローテンブルクの「ケーテヴォルファルト(エルツの木製人形などの店)」も参加していました。
マーケットの中心にはとても美しいもみの木、そしてとても可愛らしいメリーゴーランドです。

そんな中で気になった店をご紹介していきます。


まずこちらは表参道にある店として以前見聞した「ル・プレヴェール」の屋台の様です。スープやソーセージの盛り合わせなどの料理の屋台の様です。本場フランスから来ている店ですので、本場の味を再現しているはずです。食してみたかったのですが、只今歯科矯正でまた固いものが食べられない状態。どれも歯ごたえがありそうなものばかり・・・で残念ながら断念しました。


こちらはフランスブルターニュのパン職人「ル・ビアン」の出店するクッキーとパンの屋台。
クッキーは残念ながら売り切れで、写真はフランスのクリスマス名物のクグロフと限定のパン(名前をど忘れ)です。


せっかくのマーケットなのでやっぱり見ているだけじゃなく「温かくて柔らかい(笑)食事がしたい・・・」とフラフラしていたら、グリューと柔らかくて温かい食べ物を見つけることが出来ました(涙)
なんとこちらは帝国ホテルのシェフが出店する屋台。ホワイトソースで柔らかく煮込まれたポテトのグラタンと特製グリューです。グリューは、「蜂蜜職人が作る特製ホットワイン?」という様な名前が付けられていたかと思います。お値段は700円!!私の見たグリューの中で今までで最高額です。しかし、帝国ホテル特製というだけあってとても美味しいです。レピシは秘密ということでした。蜂蜜がかなりしっかりと味を主張していてグローブ控えめです。オランジェプンシュに近い味でした。
なのでたぶんですが、オレンジジュースと紅茶を1:1に蜂蜜とグローブ、更にワインなのか蜂蜜にあうリキュール類を加えて沸騰しないようにしたものであろうと思われます。
グラタンは大変クリーミーです。「シェフさすがです。」というお味でした。

マーケットでお腹を満たしたところで・・・と、いかんいかん危うく帰るところでした。
今日はメインイベントが国際フォーラムの中にあったんでした。
以前もこういったパターンで忘れかけたこと2回(笑)・・・気をつけないと。

フランスのクリスマス気分の後は、昭和のクリスマスです。
「昭和が見ていたクリスマス」なるライブを拝見しました。

学校から帰るとランドセルを背負ったまま冷蔵庫を開けて一通り中を見回すと、次にテレビに向かった。週3回は放課後剣道で、テレビを見られる曜日がとても嬉しかった。テレビの中に映る人が皆「テレビの中の人」だった・・・そんな昭和の思い出を独断で見せるなるライブ。由紀さおりさんや坂本九さんなど思い出のある歌を披露。とても面白い素敵な演出でした。
メインイベントの主役の方は、この1年間色々な方向へ触手を伸ばしながら手探りで旅をしている気がします。たどり着く先は、自分では分からなかった周囲の人達が想う自分の色なのか?それとも見たかった森の先の景色なのか?どこへ行くのか分かりませんが。
今回は、子供の頃ポケットの中にしまっていたクリスマスの世界を見せてくれた様です。


フランスと昭和のクリスマス気分を味わい、感じたことは最近の日本のクリスマスはちょっと物足りないなと。来年はまたどこかの国のクリスマスに出かけられたら幸せだなと思った一日でした。

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