2009年11月15日日曜日

HappyMango「王様マンゴーロール」


HappyMango公式サイト

「HappyMango」は、自由が丘のマンゴースウィーツ専門店だそうです。
2010年1月末まで横須賀岡田屋モアーズB1階に期間限定出店中のショップがあるのを見つけて、購入してみました。でも通常は自由が丘ということで、INDEXは自由が丘にしています。

「王様マンゴーロール」はハーフサイズ(449円)とフルサイズ(997円)の2種類。
アルフォンスマンゴーの濃厚な味わいとカスタードクリームが絶妙、マンゴーがカスタードのおかげで濃い味なのに主張し過ぎない。でもしっかりと存在感をアピールしていて口に入れた瞬間に「あ、マンゴーだ。」ってマンゴーを食べたことを物凄く実感出来るロールケーキです。

ロールケーキの他に、マンゴープリンやあんみつ、チーズケーキなどマンゴースウィーツ多彩です。
写真のマンゴープリン2種類は、手前がヨーグルトをトッピングしたもの。奥は美肌の素ビタミンCたっぷりのハイビスカスゼリーをトッピングしたものです。

さて、今日のがるがん鳥さんの評価と行きたい所ですが、なんと「王様マンゴーロール」は食せず・・・です。
本人いや鳥に理由を聞いたところ「ぴぃこ これ 食べない」と言っていました。鳥がこんなこと言うわけないとお思いの方、23年も生きているとこのぐらいはしゃべるらしいです。・・・病院で診察した先生はうちのがるがん鳥の生態に動揺していたので多少特殊かも知れませんが(笑)
南国系のフルーツ類(パイナップル、バナナ、パパイヤ)は以前から一切口をつけたのを見たことがないので、おかめいんこはこういったものは食べないということでしょうか?いや、ただの食わず嫌いか?

まあそれはさておき、人間的には非常に美味しいですので、「王様マンゴーロール」は是非お試しを。

2009年11月11日水曜日

つれづれ・・・久々に面白い日本のドラマ「行列48時間」

行列48時間公式サイト

正直日本のTV番組はほとんど見ません。見るのはニュースとNHK教育テレビの語学教育、海外旅(お笑いタレントが出ない真面目な)番組ぐらいになってます。
ドラマはインターネット配信のアメリカTV局の物を見るか、日本のTV局が放送している海外ドラマぐらいなんですが、久しぶりに直感的にこれは面白いのではと思い見始めてはまったのがこのドラマです。
「行列48時間」NHK総合で全6話、毎週金曜日22:00から放送
主人公の宝福善朗は早期定年を了承してしまいもう間もなく定年をむかえなければならないも、それを家族に話せず憂鬱な年末を迎えそうなごく普通のサラリーマン。
そんな善朗は妻と娘に年始に発売される人気の銀座高倉屋の福袋の行列に大晦日から並ぶことを頼まれて、家の中での今後喫煙することを許してもらえる条件で了承、行列へ向かう。運よく5番目と言う早い位置を獲得喜んでいたが・・・
年の瀬のせまる中、ある会社社長令嬢が誘拐され、身代金2億円の受け渡しになんとこの高倉屋の行列が指定された。警視庁丸の内署では特別捜査本部が置かれて厳戒態勢に、高倉屋の行列に並んだ善朗の次に並んだのが被害者の父である生方だった。
行列には警察関係者を含んで色々なわけがありそうな面々が顔を連ねる。
前年に福袋を買った帰りに事故で亡くなった妻と同じ行列に並んで妻を偲ぶ男、やたらと好奇心旺盛な男「笹島」、車椅子だが実は歩けるらしいどこかの会長、包丁を隠し持っている謎の美人「沙也加」・・・
持ち前の人の良さで行列の中ではウケの良い善朗だが、苗字の「宝福」を「報復」という言葉と思い違いした生方と警察から第1容疑者としてマークされてしまい、善朗を取り巻く行列の面々を共犯者と関連付けて、容疑者の数は膨れ上がり警察の思い込み捜査は混乱を極めていく。
行列に並ぶ善朗とは裏腹に、妻聡子は友人の誘いで知人の男性古久根とのパーティーに招かれ、娘は恋人との2人きりとそれぞれの時間を楽しんでいた。しかし、娘は恋人が他の女性を妊娠させて責任を取れと迫られている事を知ってしまい、また古久根は、銀座で宝石商をする駒子という女が振られた腹いせに心中を図ろうと命を狙われている男だった。古久根を探し回る駒子は、苛立ちに車を急発進させて人身事故を起こして逃走、その現場を3人組の知人の男達に見られて脅迫される。しかし、脅迫を逆手にとって古久根と心中させてくれたら金をやると約束し、3人の男達は古久根をおびき出そうとあれこれ策を企てる。
罠にはまりかけた古久根だったが、TAXI運転手や聡子らの機転で罠を免れるが、聡子の夫らの様子を見に行列の前を通りかかり生方と知り合いだった為に挨拶してしまったことから、警察にマークされることになる。

誘拐犯のアジトでは、誘拐犯たちが苛立ち焦っていた。実は駒子が人身事故を起こした時の被害者は誘拐犯の一人だったのだ。身代金の受け取りの重要なキーパーソンを失って困惑する犯人グループ。
焦った犯人の一人がアジトを飛び出して、引ったくり未遂をしかも偶然列を離れて歩いていた善朗の鞄をひったくろうとする。警ら中のお巡りさんに事情を聴かれた善朗は丸の内署に被害届の為に向かうが・・・

今週はこの丸の内署に被害者として出向いたはずの善朗がなんと容疑者として尋問されて・・・(笑)という展開になるようです。
中堅の演技派の俳優人が舞台を展開するその演技力も素晴らしく、行列1つにこれだけのドラマを作ってしまうというのがとても興味深く面白いです。
海外へ紹介したい、絶対ウケル良い作品なんじゃないかと思います。
是非、大晦日か元日の深夜に再放送で全6話を一気に放送してほしいなと思います。

2009年11月10日火曜日

お菓子のポルシェ「紅芋タルト」


沖縄にはまったく縁がなく行ったことのない土地です。一生行く事もないだろうと思われます。
「日本の食見聞と言いつつ無縁かもというのもいかんなあ・・・」とつれづれ思っていました。
そんな折、ご近所のスーパーでなんでかこれを見つけてしまいました。私の記憶が確かならば「今日日の沖縄土産で話題の菓子」のはずです。というわけで、購入してみました。

ちんすうこうよりも人気になってすっかり沖縄土産の定番となりつつある元祖「紅芋タルト」です。
沖縄土産御菓子御殿サイト

紅芋の天然の発色がなんとも鮮やかで絵になります。ドイツで青ジャガイモを買って食べたことがありますが、本当に皮も中身も青くて衝撃的でした。あ、味は美味しいんですよ。これが更に驚き(笑)
芋の持つ天然の色素には不思議なものを感じますね。花の色は細胞部の気泡の形状に光が反射する屈折によるもので色があるように見えるということだったと思いますが、芋の色は何なのでしょうか?

さて、味の方ですが正直な感想は栗なしのありあけハーバーの様な感じでした。お土産としては十分美味しいと思います。
そして、がるがん鳥さんの評価ですが、紅芋の色が自然界的には認められない食べ物の色らしく「なんじゃこの色は?」と土台のタルトしか食べてくれませんでした。しかし美味しかった様で綺麗に土台だけはがして食べてました。

2009年11月9日月曜日

アントステラカフェ「アップルパイ」


アントステラ公式サイト
アーミッシュ系いや風?なのかな・・・とにかくステラおばさんの焼き菓子で日本ではお馴染みの店。店のある通りに差し掛かるとどこからともなくクッキーの焼き上がった甘い香りにきっと近くにあるのだなと香りで客をナビ出来る程の存在なんじゃないかと思う。
そのアントステラは売店でお馴染みだが、実はカフェもあるのだ。
神奈川県の東南の末端百貨店、横須賀のさいか屋地下1階というロケーションに何故かカフェが存在するのです。
名物はアップルパイやチェリーパイと季節のパフェなど。
焼き菓子専門と思いきや軽食のサンドイッチや洋生菓子のケーキも味わえる。本来クッキーだけしかないと思っている店ですのでそう考えると横浜や川崎じゃなくなぜ横須賀にあるのか不思議なカフェですね。そして意外と知られていないのですが売店の店頭には出ていないケーキ類は実は持ち帰りが出来るのです。
というわけで、今回は持ち帰りでアップルパイを買ってみました。
アップルパイは1ホール1260円。※1ホール購入の場合は数日前に事前予約が必要となります。(仕入れの関係の為)切り売りの物は予約なしでも購入可能です。
オーブンで温めて表面に焼き色を追足すと、こんがりいい色にシナモンのほのかな香りもとても良いです。
味は練りパイの生地がサクサクとしリンゴのフィリングも煮詰めたというよりも焼きいためた風に存在感があり非常に美味しいです。折りパイの何層にも重ねられた生地とつやのあるアプリコットジャムといった日本の王道のアップルパイの姿はまったくなく、とても素朴なアメリカの田舎風の作りなのかなと思われます。この素朴な感じはきっと収穫祭でご近所のおばさんが作ってくれるアップルパイ(笑)


がるがん鳥さんもサクサクのパイ生地を一所懸命に頬張っております。

アントステラさいか屋横須賀店
営業時間:10:00-18:30
住所:神奈川県横須賀市大滝町1丁目10 さいか屋横須賀店新館地下1階
電話番号:046-824-1064

2009年11月8日日曜日

つれづれ・・・ご近所の祭





近所の大学で恒例の文化祭があり、こんな感じのイベントやってました。
毎年毎年の恒例のイベントですが、こんなのが家の上をぐるぐるしているというのも面白いなあとつくづく思う。
これを毎年見ると思い出すのが、10年ぐらい前に米軍の空母の入港の時の出来事。家がグラグラ揺れて何事かと外に飛び出すと家の真上にF1?の戦闘機がいた。道?いや空に迷ったのかじっとして動かないでいた。
物凄い音なのでご近所の人達がみんな出てきて、しばらくその様子を見ていた。飛行機のお腹の部分に弾頭なのかなをつけているのがはっきり見えるほどの高さで浮遊する姿を見る私達はまるで未知との遭遇みたいだった(笑)そのうち北西の方角から別の一機が飛んできて周囲を旋回した。どうやら迎えに来たということの様だ。それを見つけると機体をぐるっとその場で方向展開して2機揃って1秒もしない物凄い速さでビュンッと北西の方向へ消えていった。たぶん東京湾手前で空母を離れて横田へ向かうはずが何でか分からなくなってご近所に迷い込んだと思われる。
これが最新鋭の米軍のFなんだなと、貴重な経験に感動したと共に「フッ迷子か・・・」とも思った(笑)

2009年11月7日土曜日

Cafe LANDTMANN「冬季限定オランジェンプンシュ」

Cafe LANDTMANN公式サイト

以前、友人達と出掛けた「カフェラントマン」へ母の希望により再び行って参りました。
お目当ては「アップフェルシュトゥルーデル」というリンゴのフィリングを薄いパイ生地で包んで焼いた所謂オーストリアのアップルパイです。ミュンヘンのクリスマスマーケットで以前食したことがありまして、母のお気に入りの菓子なのです。・・・というわけで、訪れることになりました。
まず、母の「アップフェルシュトゥルーデル」の評価の程なのですが、「ミュンヘンで食べたのと違う。」・・・と、なんだか納得いかない味だそうです。「ミュンヘンで食べたのが格別美味しかったのか?」「日本では本場の味の再現は難しいのか?」と色々考えてしまいますね。

と、母の厳しい評価はさておき、11月に入り肌寒い日が続きますが、こんな日は温かい飲み物が恋しくなります。

そんなこの日の訪問では嬉しいことがありました。冬季限定ドリンクということで、なんとあの「プンシュ」を見つけてしまいました。プンシュとは所謂「パンチ」です。フルーツの飲み物でアルコールを入れて温めるのが主流の飲み物です。クリスマスマーケットなどでよく見られます。
そんなプンシュのオランジェというのは、オレンジのことですので、「オレンジパンチ」といったところです。
「オランジェンプンシュ(OrangenPunsch)」(650円)
アルコール分は感じられなかったので、入っていないと思います。温かくオレンジの風味も豊かに甘くて大変美味しかったです。アップフェルで「・・・」だった母もこれは美味しいと好評でした。

ちなみに今回私が食したのは、こちら・・・

「ヴィナー バックフーン」鶏の胸肉ともも肉のウィーン風フライドチキンだそうです。(1,500円)
「ウィーン風カツレツ」のチキンバージョン的料理です。衣はサクサクでスパイスも、バターソースも控えめな感じで上品な味わいです。添えられている丸い食材は、ドイツ語圏料理経験者は「クネーデル」かと錯覚してしまうのですがじゃがいもでした。このおじゃががバターソースと良く合います。とても美味しゅうございました。
ドイツ語で書くとスペルから察するに"Wiener Backeshuehn mit Kartffel(ウィーン風焼きチキンポテト添え)"ですね。

さてさて、本日の主役でご紹介した「オランジェンプンシュ」は本当に美味しかったです。
オーストリアでは飲んだことがなかったので、作り方が気になり調べて見ました。
ドイツヤフーで検索したところ作り方はさまざまあるようです。日本で入手出来なさそうな材料もあったので、頭の中で要約してみました。

紅茶:オレンジジュース:ラム酒を2:1:1の割合で鍋で温めて砂糖でお好みの甘さに調整します。
これに、更にお好みでシナモンやグローブなどのスパイスを入れれば本格的なヨーロッパの冬の味です。
ノンアルコールがお好みの方はラム酒を入れなければOKです。アルコールが苦手だけれどちょっと入れたいという方はラム酒を控えめに入れましょう。生クリームなどをトッピングしても美味しいとありました。

大体こんな感じだと思います。
是非クリスマスなどに、興味のある方は試して見て下さい。

2009年11月1日日曜日

ブランジュリー・パティスリー「CALVA カルヴァ」


用事があって4,5年ぶりに大船へ行くことになりました。大船といえば、30年来利用しているケーキ屋さんがある。大船駅タクシー乗り場の向かい側にある「エミール」という店だ。「久しぶりに買って帰れるかな」と思ったら、エミールは8月に代が代わって「CALVA」という新しい店としてオープンしたと知った。
「エミール」は昔ながらの洋菓子店で外から見通しの良いガラス張り、真っ白な壁と奥にケーキの並ぶショーケースが見えた。並ぶケーキも昔ながらオーソドックスな品。王道の洋菓子だった。それが、10年前ぐらいに久々に訪れたら改装して可愛らしい欧風の店構えに変わっていた。思い出の味は、タルト生地にアーモンドプードルのフィリング、その上にチョコレートのクリームがかけられてイチゴ、パイナップル、ブルーベリー、キュウイ?などがデコレーションされたオリジナルケーキ・・・そんなことを思い出す。

CALVA公式サイト
Chezkentaro公式サイト
新装オープンした「CALVA(カルヴァ)」は、パン、ケーキをそれぞれ修行したご兄弟が店を共同で始めたいわば新しい店の様だ。同ビルの3階にはフレンチのレストラン「Chezkentaro(シェ・ケンタロ)」もオープンしている。

まずは、パンからご紹介しますと・・・
ツイストドーナツシナモン135円
クリームパン125円
チョココルネ150円
クロワッサン160円
メロンパン135円
パンは小ぶりだけれど、製法にこだわって丁寧に作られていると感じました。クリームパンのクリームはバニラビーンズの粒々が入っていてとてもソフトな作りです。

ケーキは・・・

モンブラン400円







スーパープリン320円
タルトノルマンドゥ280円






オランジュリー420円







かまくらポテト230円






「オランジュリー」はダックワーズに使われるメレンゲの様な軽い生地を土台にクリームを乗せたものですね。普通ならば練りパイや折りパイ、スポンジを使うとクリームは柔らかくフォークの通りが良いのに、パイ生地は堅くて通りが悪かったり、スポンジだとクリームの水分でベタついてとバランスを欠くところですが、スポンジよりも軽く、さくっとした切れはクリームとの相性が抜群です。この製法は至高だと思います。
「スーパープリン」は、トロッとしたなめらか風のプリンです。カラメルはビターな感じではなく控えめでさっぱりとした味わいになっています。
「かまくらポテト」は、エミールでも定番だった商品だそうです。CALVAの商品の中では、唯一のエミールの遺産みたいな感じでしょうか。私は一度も食べた覚えがないのですが、でも言われてみればショーケースの中にあったような(笑)ぐらいです。所謂のスウィートポテトです。ボリュームもあり食べ応えありな一品です。
他にクッキーなどの焼き菓子や色鮮やかなマカロンもあり、私が店内にいる間に地元のお客さんが代わる代わる入ってきてはパンや焼き菓子、ケーキを慣れた感じで選んでいました。オープンしたての店ですが、常連さんもしっかりついている様ですね。


さて、今回のがるがん鳥さんですが、今回に限っては食の批評より反応がめちゃくちゃ面白かったです。
鳥というのは、カラスでも良く言われますが記憶力が非常に長けた動物です。我が家のおかめさんもしかり。一度会った人間に10年ぐらいぶりに再会してもちゃんと憶えていて挨拶したりします。そうなると動物ですから「食」に関する記憶に関しては、更に非常に長けているわけです。
「エミールのケーキ食べようか。」と言うと、昼寝していたおかめさんはそそくさと起きてきました。
23歳になるおかめさんもエミールは何度も食べている味、期待しているものがあった様です。
そんなおかめさんが箱の中に並ぶケーキを見て思わず硬直。目は大きく見開いたままじっと箱の中を見つめること5分、トサカだけが小刻みに上下に揺れていた・・・見たことのないケーキに相当動揺した様だ(笑)
我が家のがるがん鳥さんのお薦めはパンではクロワッサン、味がとても良いとモリモリ食べていました。そして、ケーキは「オランジュリー」を堪能。とても美味しいとのことでした。