2009年8月6日木曜日

京鼎樓(JIN DIN ROU)


京鼎樓公式サイト

先日、台北からの友人を案内していた時に、偶然見つけて気になっていた「京鼎樓」。
日本ではガイドブックやネットで台北では有名な小龍包の店として紹介されている店です。しかし、台北出身の友人は「知らない店」と言っていたので、「日本人の間で有名人気の小龍包の店」ということらしい。地元の人があまり知らないけれど、ガイドブックなどで紹介されて海外では有名というのは良く聞く話です。とにもかくにも、珍しい味の小龍包などもあると興味深々の店だったので、友人にお供頂いて行って見ました。
店は横浜そごう10階のレストランフロアにあり店内からは横浜西口方面の眺め、面白い雲が出ていたので写真に収めてみた。山の尾根の様に遠方に一面に広がる雲、その上に更に積雲がある。近いうちに地震でも起こりそうな・・・。

変り種小龍包の「烏龍小龍包」は、皮と具に烏龍茶葉を練りこんだ逸品4個650円。
皮も茶葉の緑色、中の汁も緑がかった肉汁で烏龍の渋みが後味となって、肉汁の脂っぽさを解消してくれる様な感じ。中華料理の食卓の烏龍茶の役割そのものの様。小龍包の1包の中で食事とお茶をしている様な面白さがある。これは深いかもしれない。







フカヒレ小龍包」4個950円。
上に乗ったフカヒレがしっかり存在感を出している。あまりちゃんと「フカヒレ」というものを味わったことがないが、「フカヒレを食べた」という実感がある。フカヒレには味があることを教えてくれた逸品?
こちらを食べると先程の烏龍小龍包との違いも実感する。ここの小龍包は基本的にとてもさっぱりとした味みたいな気がする。フカヒレも烏龍もさっぱりとした元の味のおかげでとても引き立つ。
ちなみに皮はちょっと厚めな様な気もする。





青梗菜と湯葉の豆乳煮」1,000円
そのほかの料理は、なんとなく優しい味のものを選んで食してみました。
台北に行った時に朝食に食べた豆乳がとても健康的で良かったのでその印象からか豆乳系の味にとても興味があったのです。こちらの料理は、豆乳の中に青梗菜とクコの実、湯葉と豆腐が入った優しい甘味のある一皿。
豆乳の味がとても生かされていて、美味しいです。






野菜湯葉巻き黒豆ソース」1,000円
湯葉の中に数種類の野菜が入った菜食の一皿です。野菜と湯葉ということでパンチが弱い味であろう感じがしますが、黒豆ソースが濃厚でとても野菜だけとは思えないしっかりとした濃い味。この黒豆ソースというものが何故にこんなに深い味になるのだろうと中華?否否これは台湾料理というべきなのだろうか?・・・の奥深さを考えさせられます。






こちらの店は飲茶の品はお持ち帰りも出来ます。
日本国内では、恵比寿などにも店がある様です。横浜では東口(そごう)にこの「京鼎樓」、西口にはもう1店台湾の小龍包でこれまた有名な「鼎泰豊」(横浜高島屋内)※2009年現在改装中?がある。西の高島屋、東のそごうは横浜駅では対比する百貨店なのであえてこの2店舗を互いに置いているのでしょうか?とりあえず、小龍包好きな方ならば2店を梯子することも出来て面白いのでは?と思われます。

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